今日は3月11日。忘れてはならない日だと思い

ます。東日本大震災から、今日で10年。

熊本地震を経験した自分にとって、東北の被災

者の方々の気持ちは、とても他人事とは思えま

せんし、世界中の方々も 同じ気持ちだと

感じます。

あの時の僕は、まだ介護職にはついておらず

ニュースで見る映像を、胸が締め付けられる

想いだったのを覚えています。

そんな3月11日は、実は僕にとっても、とても

大切な日なんです。僕の父の誕生日で、

東日本大震災の時は、闘病中でもありました。

東日本大震災の3ヶ月後に他界しましたが、

余命半年といわれながら、2年半も生きてくれ

た事が、父らしいなぁと思います。

元々口数は多くなく、意思がとても強い父親で

した。思春期の僕は、そんな親の気持ちも 分か

るはずもなく、反抗ばかりしていました。

今だから笑って話せますが、あの時の自分は、

とにかく何に対しても、誰に対しても、

そして親に対しても 毎日毎日イライラしていま

したので、家にいても楽しいはずがなく、

家出を繰り返し、夜な夜な友達の家にお世話に

なっていました。そんな僕を、一晩中地元の町

中を探し回っていた、両親の気持ちを今思うと

本当に申し訳なくて、なんでもっと素直に

なれなかったんだろうかと 胸が痛くなります。

こんな僕でも、あの時こうしていればと

思う時もありますが、東日本大震災を経験した

方々は、きっと何倍も何十倍も苦しんで

おられることを思うと、

「今を大切に生きる」事を、痛感させられま

す。何気ない日々は、本当に幸せなんだと言う

事を忘れることなく、今を精一杯生きる！

僕は、父にそう教えてもらいました。

明日は次男坊の卒業式です(o^^o)残念ながら

1人しか出席出来ず、仕事ですが、働ける事に

感謝して、明日も1日楽しみたいと思います

(*^_^*)